碧い鱗

青が好きです。魚の体を覆っている鱗の様に今の私を形成している想いでや出来事をチラチラと散りばめて書こうかと・・・

実家の片付けは大変

昨年末に義父が倒れ入院の後施設へ行く事が決まった。

コロナ禍で外出を控えていたらあっという間に足腰が弱り、ほぼ寝たきりになってから半年

長男夫婦の我々からしたらやっとなのだ。

もっと早く施設へと助言していたが、義母は施設に入れるのが親戚に対して体面が悪いと思って踏み切れずに居たが、誤嚥性肺炎を起こし救急搬送されてからは

「もう戻ってきて欲しくない」と思った様だ

そうと決まれば義母は行動が早い

義父の荷物をとにかく全て捨てたいと言い出した。

元々頑固な義父は晩年は認知症も進み、厄介な老人になっていた。

足腰が弱ってからも、マダラボケの状態で義母に辛く当たったらしい。

それでも我慢強く対応していた義母だが、いざ入院して居なくなると

霧が晴れたかの様にいままでの仕打ちを許せなくなった様だ。

義父は手先が器用で住んでいたマンションの管理人の様な事をかって出ていたので、何しろ道具類が多い。

個人では処分出来ない物も多かった為業者を手配し年末に片付けを手伝いに行った訳だが

何しろ荷物が多い!

義父の部屋は布団をひく場所以外は道具やら家電やら色んな物が出てきた。

もしかしたら現金があるかも

と書類も箱も一つ一つ調べながらなのでかなりの時間を要した。

結果2トントラック一杯分を処分してもらった。

現金は10万ほど、アチコチの場所で見つかり、廃棄の足しにする事が出来たけど、道具類の中にペンキや塗装の薬剤があった為別料金になり、2トントラック一杯で総額20万円ほどかかってしまた。

とにかく工具が多い

メガネなどを閉めるため精密ドライバーのセットだけど6個

カッターも10個以上出てきた

とにかく同じ物が複数ある。

心配性で買ったのかボケてかったのか、今ではわからない。

廃棄業者はなんでも持って行ってくれる

服、布団、タンス、家電、書類、そして工具

先に記述した通り、ペンキや薬剤や油系は別料金だ。

 

そして、これからが怖い話

義父の部屋をなんとか片付け、大方出したあたりで、ある事に気がついた。

天井に点検口がある事に気がついたのだ。

電気系統の点検口かしら?と義母に聞くと、どうやら天井裏にも荷物があるらしい

旦那が脚立を使って覗くと

3DKの間取りの半分くらいの天井裏に荷物があると言う

その日はそっと点検口を閉め、年明けにする事にしました。

昨年末だけで2トン

そして、年明けに又片付けに行き、天井裏から一部を降ろし今月中に2トンを依頼

義母もこの時とばかり、自分の不用品も片付け出したので、結局まだ終わらない。

もう一度2トントラックを頼む事になりそう。

2トントラック一杯といえど、廃棄は重量と作業者の人数代なので、最初20万かかっても、残りの2回は少し軽くなるはずなので、ちょっとは安くなるかもだが、ゴミを捨てるのは本当に大変。

昔の人はなんでも勿体無いと取っておく人が多いため、空き箱、包み紙が沢山。黄色く変色している。

サステナブルを提唱している昨今だけど、不要な物は不要だ!

ましてや古くて使い物にならないものは早々に処分していただかないと後々大変な事になる。

とはいえ、義父がいる間は手が出せなかった為仕方ないが。

こうして、義父の荷物は跡形もなく片付けられる予定。

義母はとにかく痕跡を残したくない

と躍起になっている。

長年夫婦であってもこんな感じになるのか

と思ったらちょっと悲しくもある。

私の旦那は「人のふり見て我がふり直せ」だなーと、ちょっと反省する所があった様だ。

勿論私も…

そんな、感じで、義実家の片付けが進行中。

皆様もくれぐれも物を溜め込みすぎない様に!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。