碧い鱗

青が好きです。魚の体を覆っている鱗の様に今の私を形成している想いでや出来事をチラチラと散りばめて書こうかと・・・

タイトルは付けないで書く

先日、岡江久美子さんが亡くなった。

大和田獏さんが、遺骨を抱いて挨拶している姿をどのチャンネルでも放送していた。

「無言の帰宅」「お別れできないコロナの悲惨」

そんなコメンテーターの言葉が流れる。

 

でも、日本はまだいい

 

岡江久美子さんと同じ頃、ニューヨークに住む知り合いの義父が施設で亡くなったと連絡が来た。

私は会った事無いが、

ニューヨークのニュースで流れている山積みの施設とは違うが、彼女のアメリカ人の義父は老人施設に入っていたそうだ。

 

彼女の話によると、訃報の後に、「どこどこの墓地の、どのブロックに埋めました。」

とだけ連絡が来たそうだ

遺品も引き取れない。

埋めた場所がわかるのはまだ良い方らしい。

混乱の中どこに埋葬したか分からなくなってしまう事もあるらしい。

 

日本は火葬が法律で決められていて、まだ必要数は少なく、回っている。

世界の火葬が出来る国でも、順番待ちで大変な事になっているのが実状だ。

でも、このままでいたら、いつかは日本も大変な事になる。

 

だから今本当に自粛して過ごさないといけない。

パチンコなんかやらなくたって

海を眺めなくても

沖縄に行かなくても生きて行ける。

好き勝手にやっている人がどうなろうと、知った事じゃ無いけど、コロナを広めてしまう事だけは勘弁して欲しい。

そして、今まさにこの瞬間でも闘っている医療従事者の方々がいる。

好き勝手な振る舞いをして罹患したとしても、彼らは同じく治療に全力で尽くしてくれるだろう

でももう限界は近い。

 

スペイン風邪の時は収束まで3年かかった。

今は百年前より医学や化学が進んでいる。

でも、人間性やモラルや思いやる心は百年前より低下しているのではと思ってしまう。

 

どうかこれ以上馬鹿な行動は慎み、一刻も早く収束出来る様に、一人ひとりが意識して欲しい。

 

そう願って書いたけど、意識して無い人には届かないんだろうな

それでも、最前線で闘っている方々に敬意を表して今一度、「お家に居ようよ!」